炊飯後の問題について
たとえおいしくご飯が炊けても、その後の状況によっておいしさが損なわれてしまうことがあります。
大きな原因は「劣化(老化)」と「菌の増殖」です。
ご飯の劣化原因について
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おいしさを損なう原因
ライスセンター、アウトパックや産業給食業界の場合、配送・陳列して販売しているため、炊飯後の温度管理が難しい場合があります。
約30度から40度は菌が増殖しやすい温度帯のため、このままご飯を放置すると食中毒などの原因になる恐れがあります。
そのため、この温度帯を避けるため炊飯後に瞬間冷却で30度以下までご飯の温度を一気に下げる手法がよく用いられます。しかし、温度が下がれば下がるほどデンプンの劣化が進みやすくなり、その結果ぼそぼそとしたご飯になってしまいます。
特に5度から10度の温度帯では劣化現象がより進むため、低温度帯での輸送時や寒い時期には、温度管理や添加物による物性の維持が大切です。
当社製品について
当社では、炊飯時における炊飯改良剤だけでなく、炊飯後の老化を防ぐ老化防止剤も扱っております。
炊飯改良剤と合わせてご利用いただくことで、実際にお召し上がりいただく時まで、おいしく安心して食べられるご飯の提供をサポートいたします。